@ITのメールマガジン「@IT先週の人気記事 - 2004/8/9 下流工程に見切りをつけて「社内SE」に」にて、拙著「初めて触れるプログラミングをVBで」が@IT 総合週間ランキングで第9位になっていました。
昔話が多く、抽象的な話も入っている内容としては、良く健闘した順位と言えるでしょうね。
ともかく、最近はもう過剰に複雑高度化した開発にうんざりしているので、シンプル化は歓迎すべきことだし、それによって初心者の新鮮な感動が蘇るなら嬉しいと思います。
でも、そう上手く行ってくれるか。かつてはパソコンとは別世界の話だったエンタープライズコンピューティングのような話がシームレスに浸食してきた現状で、シンプルな新鮮さははたして維持できるものなのか。
余談ですが。メインフレームの権威が失墜してパソコンが徐々に上位の領域に浸食していった結果、一見パソコンがメインフレームを浸食したように見えながら、実際にはメインフレームカルチャーの悪しき部分がパソコンを浸食してしまったような印象があります。